コラムcolumn
【買取業者へ物件を売るメリット・デメリット】2021/12/06
【物件買取りを考えているなら知っておくべきメリット・デメリット】
以前のコラムで『仲介』と『買取り』の違いをご紹介しました。
今回はその中で『買取り』をピックアップ!
『買取り』についてのメリット・デメリットを紹介したいと思います。
【買取りのメリット】
1. 仲介手数料がかからない
不動産会社が買主となるため、仲介手数料が不要となります。
2. 設備修復責任や瑕疵担保責任が免責
不動産会社が買主となり、瑕疵や設備不具合を踏まえた上で購入します。
売主の義務となる設備修復責任や瑕疵担保責任を免責とした契約が多く、
後の面倒なトラブル発生のリスクを回避することが可能となります。
3. 現金化が早い
不動産会社が直接購入するので売主の希望条件で売却手続を進めることが可能です。
売却スケジュールを大幅に短縮できることは大きなメリットがあり、
『仲介』より『買取り』の方が圧倒的に売却手続きも早い!!
一方、買取りでの売却の場合は、買主である不動産会社とだけ直接取引をするので、
販売活動が不要となるため周囲に不動産を売却していることを知られる可能性が低い。
『買取りのデメリット』
1. 仲介による売却の場合と比べて売却価格が低くなる可能性がある
不動産会社は購入した不動産に付加価値(リフォーム・リノベーション等)をつけて 再度販売します。
そうなると再度売却(販売)する際のリスクや経費を想定するため、 『仲介』より安い買取り価格となってしまうことがあります。
メリットでお話した設備修復責任・瑕疵(かし)担保責任を免責とする契約条件とするなど売主に大きなメリットとなる反面、そのリスクを不動産会社が負担しないといけないからです。
2. 買取りができない物件もある
建物の破損・劣化・室内状況がよくない状態でも大抵は買取りが可能となりますが、
再建築が不可能な不動産など、再度販売することが難しい場合には不動産会社による『買取り』ができない場合もあります。
【まとめ】
『買取り』のメリットとしては
・不動産会社が直接買主になるので仲介手数料がない。
・設備修復責任や瑕疵担保責任が免責される契約が多い。
・売却手続きも早く、現金化も早い。
デメリットとしては
・不動産会社が付加価値をつけて再販する場合のリスクや経費を想定している
ので買取り価格が仲介よりも安くなる場合がある。
・再建築が難しいなど再度販売が難しい物件は買取りができないこともある。
物件を売却するのに『買取り』を考えているなら、今回のメリット・デメリットを
比べてみてください。
当社では『買取り』も行なっております。
好条件での『買取り』を希望している方はぜひ一度、当社にお問い合わせください。