【ウソ⁈ホント?不動産営業の怖い話(前編)】

【ウソ⁈ホント不動産営業の怖い話(前編)】

 

『命の危険すら感じました・・・。』

 

こう話をしてくれたのはプライベートでも私と仲の良い不動産投資家のAさん。

不動産投資である会社から受けた営業についてお伺いしました。

 

驚いてしまうかもしれませんが、今からお話しする内容はすべて実話です。

 

このような被害者を減らしたくてコラムにしました。

最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【それは1本の電話から・・・】

 

 

食品メーカーに勤めるAさん。

その日、勤務途中に1本の電話があったそうです。

 

電話に出るとワンルームマンション投資会社からの勧誘電話だったようです。

 

何カ月も前から同じような電話が何度もあり、正直困っていたそうです。

『興味がないので切ります』

 

とAさんは言って電話をすぐに切ったその矢先・・・。

 

すぐに同じ営業マンから電話がかかってきたそうです。

 

勤務中、多忙を極めていたこともあり、

『ふざけるな!忙しんだよ!』

といって声を荒げて再び電話を切ったようです。

 

それが地獄の始まりでした・・・

 

 

 

【それはクレーマーのように・・・】

すぐさま電話が鳴り、相手営業マンから開口一番。

 

『ふざけるなって言いましたよね?因縁つけてるんですか?』

 

驚いたことに強気でこちらを責め立ててきたそうです。

 

『こいつにはもう何をいっても話にならない・・・。』

 

Aさんはその電話を無言で切って対応していたそうです。

 

それでも何度もかけてくる営業マンからの電話。

そのうち恐怖すら感じてきたそうです。

 

Aさんはとうとう対応することに疲れ切ってしまい

 

『勘弁してください・・・興味がないです。』

 

その言葉を聞いた電話口の向こうにいる営業マンから

 

『興味があるとか、ないとかの話じゃないんですよ!!何で因縁つけるんですか!!!』

『客と営業マンという立場の前に人と人じゃないですか!!』

『私だって感情がある人間ですよ!!だから怒ってるんですよ!!』

『電話越しだからそう因縁つけるわけですよね?今からそちらに行きますよ!!』

 

などなど、散々罵倒してくる。

 

『もう限界だ・・・。折れないと電話が終わらない・・・。』

 

根気負けしてAさんが電話口の営業マンになぜか謝罪をする・・・。

そんな羽目になってしまったようです。

 

 

 

 

【突然、理解者のように・・・】

 

Aさんがしなくても良い謝罪という行動をとった途端、

 

『Aさんも自分が同じことされたらいい気分しないですよね??』

『だから私もAさんにわかって欲しくて逆の立場になって声を強めて話をしたんですよ。』

『自分がされて嫌なことって人にしないって当たり前じゃないですか??』

 

生徒指導の先生のような言い方。

 

Aさんは

『はい、そう思います。お恥ずかしいかぎりです。本当に申し訳ありません。』

 

というと営業マンは立て続けに

 

『わかってくれましたか。どうしてさっきみたいな対応をされたのですか??』

『営業の電話に嫌な思いとかあるのですか??』

 

今度は寄り添う優しい金○先生のような対応。

 

Aさんはこう答えた

 

『実はここ最近勧誘の電話が多くて・・・』

 

それを聞いた営業マンは更に優しい口調で

 

『こちらも仕事の最中にこの電話で不動産を買ってくださいなんていうつもり全くないのに変に誤解しないでくださいよ。』

 

あくまでこっちはこの電話で勧誘しているわけではないと強調してくる。

 

いったいどの口が言うのか?

 

『Aさんも取り組んでいる生命保険や個人年金といったようなライフプランのご提案です。』

『定年退職を迎えた時に更に支給額がへる公的年金とは別に家賃収入があったら悪くはないですよね?』

 

Aさんの答えは

『そうですね』

こう返すしかなかったようです。

 

この言葉を待っていたかのように

 

『ですよね~、家賃収入があったらいいですよね。』

『その話を仕事終わりにファミレスとかで気軽に聞いてもらってるんですよ~。』

 

会わないとまた連日の電話に悩まされる事を恐れ、

その日の終業後、勤務先近くのファミレスで会う約束をしてしまったそうです。

 

検討した結果、駄目ならしょうがないですが、これは良いなと!面白いなと!思ったら是非お付き合いくださいよ。』

 

Aさんはどうせ断ればいいだろうと思い

『はい、わかりました。』

 

と言ったようです。

 

そして仕事がおわり約束の喫茶店へ向かったそうです。

 

 

続きは後編で

 

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