【偉大なる土地家屋調査士】

私が担当する物件で直近いくつか土地家屋調査士さんにご依頼をさせて頂く機会が多く、大変お世話になりました。

私自身あまり馴染みがなく、実際の業務内容含め、認識が出来ていない部分もあったため、今回「土地家屋調査士」についてご紹介させて頂きます。

・土地家屋調査士とは

土地や建物などの不動産物件について、法律や規制、建築基準法、都市計画などの知識を活用して、様々な調査や査定を行う専門家です。

具体的な業務としては、「土地や建物の権利関係の調査」や「登記簿謄本の作成」、「土地の形状や面積」、「地盤の状態の調査」、「建物の構造や価値の査定」などがあります。

 

また、不動産投資や不動産購入においても、土地家屋調査士の専門知識を活用することで、不動産物件の評価や適切な価格設定、購入にあたっての注意点など、大変役立つ情報を得ることができます。

土地家屋調査士は、不動産に関する専門知識を有し、公正・中立の立場から活動することが求められます。そのため、国家資格を取得し、厳しい試験に合格した者のみが認められています。

 

実際に私の方で依頼させて頂きました内容としましては、「地目変更の可否」や「国が所有する土地の取得」です。

→国有地の払い下げ(取得)は凄くハードルが高く、時間もかかるため断念致しました。。。

不動産取引において重要視される道路の接道関係の内容では特に正確な内容が求められるため、都度依頼せざるを得ません。

また、土地家屋調査士は、不動産に関するトラブルの解決にも関与しています。

例えば、隣地との境界に関する問題や建物の権利関係についての争いなど、不動産にまつわるさまざまな問題を解決するために、法的な専門知識を持った土地家屋調査士が必要とされています。

 

不動産を売買する場合にも、土地家屋調査士の役割は重要です。土地や建物の調査を行い、正確な評価を行うことで、物件の価値を明確にし、売買価格を決定することができます。

そのため、土地家屋調査士が行う調査や査定は、購入者や買主、金融機関などにも利用されます。

 

【土地家屋調査士の仕事内容】

 

土地家屋調査士の仕事内容は、不動産の取引において必要な各種調査や測量を行うことが主な仕事となります。具体的には以下のような業務が挙げられます。

1.土地や建物の測量

不動産の購入や売却にあたり、正確な面積や形状を把握するために、土地や建物の測量を行います。また、建物の高さや階数、用途などの詳細な情報も把握する必要があります。

 

2.建物の検査

建物の構造や耐震性などを調査し、問題があれば修繕や改修の必要性を提言します。また、不動産の取引にあたっては建物の履歴調査も行います。

 

3.用途地域の調査

土地の用途地域や都市計画区域などを調査し、建物の用途や規模などが法令に適合しているかを判断します。

 

4.市場調査

不動産市場の動向や価格動向を調査し、正確な評価額を算定するための情報収集を行います。

 

5.税務関係の調査

不動産の取引に伴い発生する税金について、正確な計算や申告書の作成を行います。

 

 

【まとめ】

土地家屋調査士は、不動産の取引において正確性と公正性を担保する重要な役割を果たしています。測量や検査をはじめとする専門的な業務を通じて、不動産取引における信頼性を高め、トラブルの防止や正確な評価を行うことができます。

不動産会社や不動産取引の際には、土地家屋調査士の専門的な知識やスキルを活用し、不動産取引が適法かつ公正に行われるようにすることが大切です。

 

不動産の売買に関する手続きを円滑に進めるためにも、土地家屋調査士の専門的な知識と経験が求められますが、実際に案件として形になるかどうかわからない状況で迅速に対応頂けると不動産会社としては大変有難く、感謝しております。

 

土地に関するお悩みも是非弊社までご相談下さい!!

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