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【不動産投資がインフレ対策につながる理由とは?】2022/10/20
資産運用の手段としては、株式投資、FXなどが有名で、最近では仮想通貨なども話題となりました。
このような投資は世界情勢や経済事情によって価格が大きく変動するため、
リスクの高さを不安に思う人も多いでしょう。
しかし、不動産投資は実在する不動産への投資となるため、立地面などの条件さえよければ価格の暴落リスクは少なくまた賃料は、インフレに連動することが知られており、インフレに強い資産と言えます。
不動産投資を検討中の方に向け、不動産投資とインフレについて解説していきます。
インフレとは
まずは、インフレとは何かについておさらいしましょう。
インフレとは、正式にはインフレーションと言い、物の値段が上昇すること、
つまり逆に言えばお金の価値が下落する状態のことです。
なお、インフレの反対の状態をデフレ(デフレーション)と言い、物の値段が下がり、
相対的にお金の価値が上がる状態のことを指します。
なぜインフレが起きるのか?
2022年現在、新型コロナウイルスの感染拡大を受け世界の多くの国でインフレが進んでいますが、未だ新型コロナウイルス感染症の終息が見えない中で、
今後もしばらくインフレ率が上昇することが予想されています。
多くの労働者が時短勤務や一時解雇となったことで商品の生産量が減少。
モノ不足が各地で起き、商品やサービスの値段の上昇が起きているのです。
このように、商品やサービスに対する需要が増えたり、供給が減ったりなど
需要と供給のバランスが崩れることによってインフレが起こると考えられています。
そのほか、経済成長率よりも早いスピードでお金の流通量が増えることもインフレの原因の1つです。
不動産投資がインフレに強いとされる理由!
1.資産価値が下がりにくい
現物資産は物そのものに価値があるため、価値が下がりにくいからです。
不動産も現物資産の1つであり、現金や有価証券と比べ価値が下がりにくいです。
そのため、不動産投資はインフレに強いと言われています。
2.家賃が上昇しやすくなる
消費者物価指数の上昇傾向にともない家賃が上昇しやすくなる点です。
インフレが起きると物価が上がりますので、現金や預貯金の価値は下落します。
しかし、不動産投資で入居者から得られる家賃自体は、緩やかではありますが(これを賃料の遅行性と言います)消費者物価指数と共に上昇していきます。
これが不動産投資はインフレ対策になると言われるゆえんです。
3.借入金が実質的に目減りする
インフレが起こるとお金の価値が下がります。
不動産投資をする際、金融機関から借り入れをするのが一般的ですが、
借金しているお金の実質的な価値も下がることになります。
そのため、支払う金額は変わらなくても、その支払う金額そのものの価値は下がっているということになります。
まとめ
数ある投資のなかでも、金銭的なリターン以外のメリットがあるのは不動産投資の特徴と言えます。
そのため、インフレ対策を期待して不動産投資を始める人も少なくありません。
しかし、不動産投資にはメリットも多い分、リスクも多いことを忘れないようにしてください。
とくに空室リスクや建物修繕リスクなどは、物件取得時に完璧にリスク想定をするのは困難です。
不動産に精通していない人であれば、余計リスクを見つけるのは難しいでしょう。
リスクを見逃したまま投資を始めると、経営が安定せず、失敗に陥る可能性もあります。
不動産投資を始める前に是非一度、弊社株式会社リバード・インベストまでお問い合わせの程、お待ちしております。