初めての不動産投資を成功へ導くための3つのポイント

2020.9.23

投資をする人は、誰もが失敗はしたくないと考えるはずです。ましてや投資の対象が大きな金額である不動産ともなれば、

より慎重になる人が多いことでしょう。

ただ、投資を始める前に慎重になりすぎる余り、せっかくの好条件の物件を逃してしまう方や、

焦って肝心なポイントを見逃してしまい、購入後に後悔してしまう方がいらっしゃるのも事実です。

 

そこで、今回は初めての、不動産投資を始める前に失敗しないための3つのチェックポイントをご紹介いたします。

 

その1『賃貸ニーズはあるのか?』

 不動産投資で利益を得る方法は2種類あります。

1つ目は購入価格よりも高い金額で売却する事で得られる「キャピタルゲイン」と、

2つ目は不動産を貸すことによって賃借人から得られる「インカムゲイン」です。

ご存じの通り不動産は所有しているだけだと固定資産税や維持修繕費等のコストしか発生しません。

そのため所有している期間は賃貸をして継続的に家賃収入を得ることが主な目的となります。

 

では、継続して安定した家賃収入を見込むためにはどのような条件が必要でしょうか?

答えはズバリ「自分がお部屋探しをするつもりでイメージすること」です。

例えば、最寄駅からの距離や大きなターミナル駅へのアクセス、生活に必要なお店や商業施設など、

お部屋探しに必要な条件を自分なりに決めて「この立地条件なら住んでもいい」と思える物件を選ぶことが重要です。

また、間取りが単身者向けの場合は大学や専門学校だけでなく、工業団地や企業が集中しているビジネスエリアへのアクセスも大事なチェック項目です。

ファミリー向けであれば治安が良いことはもちろんですが、

病院や診療所といった医療施設や小中学校などの教育施設が賃貸ニーズに少なからず影響します。

そして、立地の近隣環境だけでなく居住環境も確認しておく必要があります。

なぜなら、大家として入居者に快適な生活が送れる環境を提供することが長期の安定した家賃収入につながっていくからです。

入居してくれる方のために、どんな設備を備えていれば快適な「おうち時間」を過ごしてもらえるかを考えて物件を選びましょう。

ただし、〝何でもかんでもつければいい〟というものでもありません。

あればあったで便利なのでしょうが、故障した際に修理や交換に多額の費用や時間がかかるものや、

ほとんど使われることがないような設備は逆にトラブルの原因となるケースもありますので注意が必要です。

ご自身が住む目的ではない不動産を購入するのが不動産投資なのですが、

実際に入居される方の気持ちになって「自分が生活をする」という事をイメージすると、

自ずと物件選びがしやすくなるはずです。

 

次回は成功へ導くための2つ目以降のポイントについてお話させていただきます。

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