【減価償却費とは??(初級編)】

【節税に知っておくべき?減価償却とは?!(初級編)】

 

 

私が不動産業界に入りたての頃はさっぱり分からなかった事。

 

それが・・・。

 

減価償却って何?!

 

アパート経営を検討中のあなた!

重要なので最後までお付き合いください!!

 

少々長くなるので前・後半でお伝えしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【減価償却とは?】

 

 

それではその『減価償却』を説明しましょう。

アパート経営とは家賃収入が『売上』になるので、

必要経費を差し引いた額に税金が(所得税・住民税)課税されます。

 

ん??ちょっと待てよ??

それじゃ今の給与以外でもまた納税??

 

そう思われるあなたは鋭い!

 

そこでその税金を圧縮するのが減価償却です。

 

減価償却とは『何年かに分けて費用にする事』です。

 

例えば

建物4,000万円 家賃月40万円 年間480万円を購入します。

 

  • 年間480万円の所得増!!
  • 所得税・住民税が更に上がってしまう!!
  • じゃあ4,000万円の木造アパートを経費計上して売り上げを0円にします!!
  • あー安心。

 

ではありません!!!!

それでは2年目からあなた毎年大変ですよって話。

 

そこで4,000万円のアパートを

法定耐用年数の22年に分けて経費にする!!

という事です。

 

4000万円を22年でわけると年間約181万円の経費になるということです。

 

そこから家賃収入480万円-▲181万円=299万円

 

299万円まで家賃収入(所得)を圧縮することができます。

実際経費としてお金は減っていないので480万円まるまる残っていることになります。

 

ここでお気づきのあなたはさらに鋭い!!!

これは新築アパートの場合です。

 

じゃあ中古の場合はどうなるの?

 

そうです。

『減価償却』の年数が更に短くなるので毎年減価償却できる額が大きくなるのです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【中古物件の減価償却は?】

 

じゃあ中古の場合はどうなるの?

 

中古木造アパートであれば減価償却の年数を更に圧縮できます。

さらに法定耐用年数を経過してしまっている中古物件は以下の計算式を使用します。

新築時の法定耐用年数22年×0.2=取得時の耐用年数4.4年

端数を切り捨てるので4年で計算していきます。

例えば

建物4,000万円 家賃月40万円 年間480万円を購入します。

  • 年間480万円の所得増
  • 所得税・住民税が更に上がってしまう!!

ここまでは新築物件と一緒です。

ここからが中古物件の魅力!!

耐用年数4年で割るので年間約1,000万円の経費になるという事です。

家賃収入480万円-▲1,000万円=▲520万円

そして実際には経費としての支払はないから480万円残っている。

所得税・住民税が更に課税されることはありません。

では▲520万円の部分はどうなるのか??

それはまた次のお話ということで・・・。

当社ではこのような節税に関するご内容も含め、

これから木造アパート経営などお考えの方のご相談を承っております。
ご興味がある方はぜひ一度、お問い合わせください。

 

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